寝具のお手入れ
寝具全般のお手入れ方法
札幌も気温が少しずつ上がってきましたね。
洋服の衣替えはお済だと思いますが寝具の衣替えはいかがですか？
おふとんも季節に合わせて衣替えが必要です。
今日は寝具全般のお手入れをお伝えします。
干す時間は1～2時間
布団は汗などの湿気がしみ込むので、お天気の良い日には干して湿気を逃して下さい。
干し時間は、午前10時頃から午後2時ごろまでの間で2時間ぐらい。
午後3時を過ぎると空気中の湿気が多くなるので注意しましょう。
夏は紫外線が強いので片面1時間くらいで大丈夫です。
布団はたたかない
布団を取り込むときにパンパンと叩いてはいけません。叩くときに出るホコリは中の綿がちぎれてでる
綿ボコリだからです。叩けば叩くほど出てきてしまうものですので、叩かず、表面のホコリをブラシで軽く払う程度にしてください。
干した後、掃除機をかけるとダニ防止にもなります。
取扱い表示をよく読む
なお、羽毛布団や羊毛ふとん、枕など詰め物の素材によっては日光が苦手なものがありますので、取扱い表示をよく読んで下さい。また雨が降った翌日は晴天でも地上から蒸発した水蒸気が多いので出来るだけ避けましょう。
しまい方
「マットレス→敷きふとん→毛布→掛けふとん」の順にしまいましょう
マットレスや敷きふとんなどの重い寝具は押入れの下の段、毛布や掛けふとんなどは上の段にと
分けておくと上げ下しも楽です。
使わない時は
季節ごとに、使わないふとんは干して湿気を逃してから、ふとん袋や使い古しのシーツなどに包み
防虫剤を入れて湿気の少ないところにしまって下さい。押入れに収納するとき、スノコを敷いておくと
押入れの床面とふとんとの結露が防げます。
ふとんの丸洗いについて
これまで「洗えない」とされていた羽毛ふとんや羊毛ふとんですが、最近、ふとんを丸洗いする業者が増え、その人気が高まりつつあります。ふとんは毎日使うものだけに汚れは意外と早く3～4年に1度は
丸洗いしたいものです。
しかし丸洗いの際は注意が必要です。例えばノンキルト方式による羽毛ふとんで長期間使用したものは
丸洗いによってキルト部分がはがれる恐れがあったり、敷きふとんの中心にポリエチレンを使用したものは
乾燥できない、熱をかけると縮むということがあったりして、トラブルとなるケースも少なくないからです
丸洗いに出す場合は、信頼できる業者さんに相談してください。
次回は種類別のお手入れ方法をお伝えします。
お楽しみに・・・
参考資料https://www.nishikawasangyo.co.jp/contents/care/
